アラフォーつみかたの趣味つぶや記

アラフォーおじさんの、「過去の」旅、映画鑑賞、ランニング記録等のつぶやきをご清笑ください♪

青春18きっぷで行った日本一周の旅_12日目【最終話】

20XX年8月12日(月)

 最終日ですよ。朝は無事5時に起きることができた。急いで準備を済ませて、ホテルを出て駅へ。予定通り5時43分の駅で出水駅を出発。鹿児島へ行く途中最初の1時間は睡眠。

 8時前に鹿児島駅到着。駅のホームから改札口に行き、驚いた。なんだ・・・このボロい駅は。出水-鹿児島間のあいだずっと我慢していたトイレを済ませて、駅の外に出てみる。駅の名前がどこにも書いていない・・・。少し探して発見。近くにいた兄ちゃんに写真を撮ってもらった。朝めしを調達するためにコンビニを探すが、駅周辺には見当たらない。人に聞いて、ちょっと離れたところにローソンを発見。パンを買った。しかし、当初の予定では、鹿児島駅の周辺にマックがあって、そこでハンバーガーを5、6個買おうと考えていたので、かなりの想定外・・・。鹿児島駅は、県庁所在地名の書いてある駅の中では、明らかに一番ボロい駅だった。

 ここで、ひょろい駅ランキングを・・・1位:鹿児島駅、2位:山口駅、3位:津駅、4位:奈良駅、5位:大津駅、時点:松山駅

 鹿児島の感想、接客する人の挨拶がよろしい・・・。友人Aが手紙に書いていたように、人情深そうだった。鹿児島を出発し、宮崎へ。ここの途中の区間、この旅最大の睡魔に襲われた。マジで眠かった。目を開けても自然とつぶれた・・・。

 宮崎は今日最大のポイントだった。この19分間が勝負。ここで乗り遅れたら、特急を使わない限り、今日中に地元に帰れない。かと言って、写真は意地でも撮りたい。その願いが通じたのだろうか、無事事なきを得る。ここで電車を待つ間に、母に今日帰ることを報告。

 次は佐伯を目指す。ここではずっと起きていた。途中から旅をしているらしい側にいた2人が話し出した。輪に入っていきたかったが、踏み出せなかった。これが今旅最大の反省、次回への課題である。ちなみに、この2人の男性の方は、名古屋から宮崎までヒッチハイクで来たらしい。しかも今から登山して、その後、韓国に行くらしい・・・。素晴らしいの一言に尽きる。

 佐伯から大分を目指す。終盤まで順調だったが、最後の最後、あと10分で大分駅に到着というところでアクシデント発生!信号に何かミスがあったらしく、電車が停車。約20分間動かなかった。結局、大分駅に着いたのは16時30分。奇跡を信じて、急いでタクシーも運ちゃんに写真を撮ってもらい、ホームに戻ったが、時すでに遅し。久大本線の電車は発車後だった。時計を見たら16時35分。3分の差に泣いた。

 3時間以上駅にいても暇なので、街をぶらぶら。しかし、すぐ飽きて駅に戻り、ひたすら待った。19時50分前に次の電車が発車。由布院までは起きていた記憶があるのだが、その後爆睡していた模様。終着駅で車掌に起こされたが、行動、言動ともに意味不明・・・。最後をきれいに締めることはできなかったが、何はともあれ無事に青春18きっぷでの日本一周達成!!

 実感はそのうち湧いてくるだろう。

 

<この日の行程> ※乗降車した駅

 出水駅(5:43発) ⇒ 鹿児島駅宮崎駅佐伯駅 ⇒ 大分駅 ⇒ 地元駅(時間不明着)

 

【あとがき】

 この「青春18きっぷで行った日本一周の旅」は、大分県の田舎から地方の大学に進学した18歳の世間知らずの若者が、全県庁所在地(沖縄県除く)の駅前で自分と駅名の写真を撮るために旅をした物語で、観光はしていません。(今思うともったいない・・・)18歳の田舎者が当時残した旅日記を基にアップしたため、少し斜めから見たような偉そうなコメントもありますが、ご容赦いただければと思います。

 この旅をきっかけに旅に目覚めていくことになりましたが、何でか分からないものの旅日記は毎回つけていたため、今後別シリーズとして、このブログでも扱っていきたいと思います。

 ご興味を持っていただいた方はチェックしていただけると深甚ですm( _ _ )m



 

  

青春18きっぷで行った日本一周の旅_11日目

20XX年8月11日(日)

 朝5時に予定通り目覚めたが、20分間くらいごろごろしていた。で、5時40分に友人Gの家を出発して佐賀駅へ。ほぼ予定通りの1時間かかり、6時30分過ぎに駅に着いた。そこで友人Gに写真を撮ってもらい、佐賀を発ち、長崎へ。

 長崎に向かう途中、目覚めたら小学生のガキんちょ達が大量に電車の中に乗っていた。話しているのを聞いて分かったのだが、海水浴にでも行くようだ。くらげがどうのこうのと話してたから。でも、雨が降っているのに、海水浴なのだろうか?ちょっと疑問・・・。 

 長崎駅も春休みに来ていたから、ばっちり。駅に着いて思ったんだが、長崎駅のホームの作り方は、高松駅函館駅に似ている。この3駅の共通点は、最端駅ということ。だから、ああいったホームになるんだろうけど。長崎駅では滞在時間が十分すぎるほど長かったので、駅ビルや駅周辺をうろちょろした。吉野家の牛丼も久しぶりに食べた。この時は、今晩は貫徹する気満々だったんだけど・・・。

 で、13時過ぎに長崎駅を出発して、来た道を戻り、鳥栖を経由して大牟田、熊本方面へ。この頃はもう本当にブルーだった。夜のことが不安で不安で。あと何時間後には、ゴールに着くんだと考えることで気持ちをつなげていたように思う。大牟田で予定より1本遅い電車へと変更し、熊本へ。熊本へ向かう途中・・・、依然気持ちはブルー。その途中の車内で先輩Tに似た人を見かけたが、多分別人だった。そう言えば、熊本に行く途中、友人TとYが住んでいるところを通った。

 で、熊本駅に着いて、改札口を通って駅の外に出ようとしたが、その時通ったのがなんとゲームセンター。おいおい駅の中にゲームセンターかよ・・・。外に出てみたら、でかいじゃないか熊本駅。これは予想外。立派な駅じゃん。まぁ確かに駅周辺はそんなに栄えていないっぽかったけど。ここで、出水の機能電話したホテルにもう一度連絡して、キャンセルが出ていたので結局そこに泊まることにした。これで心に少し安心感が生まれた。

 すぐに熊本駅を出発して、八代を経由して出水に向かった。途中で暗くなってきたので、ナーバスな気分になってきたけど、今晩泊まれるところは確保できているということが心を落ち着けた。

 出水駅に着いた。すごい、田舎の駅だ。予想通りである。待合室に何時から何時まで閉めますよっていうのは書かれていなかったので、待合室で貫徹できたかもしれないけど。ホテルに行く道はほとんど外灯もなく、暗かった。ホテルも何か暗くてけっして新しくきれいと言えるものではなかったが、ゆっくりと過ごせた。池脇千鶴の出ているドラマを見て、サンデースポーツを見て、携帯電話の着メロをチェックして寝た。

 

<この日の行程> ※乗降車した駅

 佐賀駅(7:00発) ⇒ 長崎駅鳥栖駅大牟田駅熊本駅八代駅 ⇒  出水駅(21:14着)

  

青春18きっぷで行った日本一周の旅_10日目

20XX年8月10日(土)

 カプセルホテルでは寝坊したが、さっと朝風呂に入って、岡山駅へ行き、何とか電車に間に合った。今日はいよいよ九州へ入る。

 まずは広島へと向かう。広島駅も春休みに親友Hと来ていたので、なんとなく構内とか覚えていた。駅の外に出て写真撮影を終わらせる。駅名の書いてある看板は小っちゃかった。

 広島駅を予定よりも5分早く出発して、岩国経由で小郡へ。ここで冷房の効き過ぎのため、腹を痛めてしまった。車内の寒いことといったらこの上なかった。小郡は田舎の割には人が多かった。おかげで食堂で食事をとることができず、結局はコンビニ

弁当に。

 小郡から山口へ。山口駅は予想通りの小っちゃい駅だった。時間は10数分しかなかったが、無事に写真を撮り終えることができた。

 同じ電車で今度は小郡に戻った。下関行きの電車の出発まで3分しかなかったのに到着が遅れた。発車せずに待っているのは分かっていたが、急いで移動した。でも、乗客の大半はたらたらと歩いてやがる。そんなヤツら待たんで発車しろと思ったが、中には障がい者や高齢者、子ども、妊婦などもいるのでしょうがないとは思う。でも、走れるヤツは走れと思ったが、みんなが走ると危ないな・・・。

 で、下関駅へ。当初の予定ではここに1時間20分もいることになっていたが、電光掲示板をチェックしたところ、すぐに九州へと行けることが判明。下関にいてもしょうがないので、いざ九州へ。門司で乗り換え、小倉へ。

 小倉駅はお父さんと来たことがあったので、ここも大体わかる。小倉にいてもすることがないので、博多へと行くことにした。

 博多というか、福岡は栄えているのに、なぜか落ち着く。やっぱり地元に近い都会っていうのと、これまでに2、3百回は行っているからなのかも。博多駅では小雨が降っていたので、写真を撮ってもらえるか心配だったけど、無事撮ってもらえた。佐賀に行くには早過ぎるので、駅側の紀伊国屋書店で時間をつぶすことにした。

 結局は早めの電車で鳥栖経由で佐賀へ。この頃は明日の夜はどうしようか・・・ということばかり考え、ナーバスになっていた。佐賀駅には19時半くらいに着いた。佐賀駅も予想以上に立派な駅だった。どうしてこう田舎の駅は立派なのだろうか・・・。友人Gが来るまで駅構内や周辺をぶらぶらしたり、本屋で出水市について調べたりしていた。

 そして20時半ぐらいに友人Gが来たけど、自転車が行方不明らしい。40分くらい一緒に探しても見つからなかった。で、結局歩いて移動することに。駅から40分くらいの距離に住んでいると言っていたが、実際には1時間かかった。佐賀は結構いい街に思えた。友人Gの家でメシを作って食べた。味噌汁を作ってくれたが不味かった。友人Gは生活面のことに関してしっかりしていそうだったが、そうではなかった・・・。色々話をして、1時前に寝た。

 

<この日の行程> ※乗降車した駅

 岡山駅(6:20発) ⇒ 広島駅 ⇒ 岩国駅小郡駅下関駅小倉駅博多駅  

鳥栖駅佐賀駅(20:46着)

  

 

青春18きっぷで行った日本一周の旅_9日目

20XX年8月9日(金)

 朝目が覚めたら5時25分だった。もう一度大津駅に行こうと考えていたから、その出発時刻まで10分しかなかった。慌てて起きて、荷物を持って駅構内へ。無事に間に合い、大津駅に行ったが、適当な撮影能力を持った人がいなかったのと、雨が降ってきたため、結局ちゃんと写真を撮れているか分からない・・・。

 すぐに京都に戻り、いざ山陰地方へ。園部、福知山、城崎、浜坂を経由して、まずは鳥取を目指す。この区間、本当マジで寝ていた。昨晩京都駅で爆睡したはずだったんだけど・・・。なぜだろうか?福知山駅では時間があったのでぶらぶらしたが、足取りは重かった。

 そして、京都駅を出発してから約8時間後の14時過ぎに、やっとのことで鳥取駅に着いた。何で8時間もかかるんだ??これが山陰地方の山陰たる所以なのだろうか・・・。いざ鳥取駅に降りてみると、結構立派な駅である。構内にマックなんかもあった。

 次は松江駅で、鳥取駅から快速電車に乗っているにも関わらず、2時間半ほどかかった。やっぱり山陰地方のすごさなのだろうか・・・。松江駅は、規模は鳥取駅に及ばないとしても、予想以上に立派な駅だった。しかし、島根県にはあまり良い印象を持つことができなかった。なかなか写真を撮ってくれる人が見つからない。都会でないにも関わらず、何で人々はあんなに忙しそうだったのだろうか?島根に来て初めて知ったことなのだが、京都、金沢、島根が日本三大古都らしい。京都、金沢はまぁそうだろうと思うが、なぜ島根なのか理解しがたい。家に帰ったら調べてみる必要があるだろう。

 17時半に島根を発って、山陰地方から山陽地方へ。今回の旅2度目の岡山へと向かう。いつものごとくいつの間にか眠ってしまっており、気が付いたら外は真っ暗である。しかも山奥の道。何か嫌だ。この区間では、対向列車の遅れで何度も出発が遅れたが、岡山駅には予定通り到着した。このあたりはさすがである。

 岡山駅では野宿するのをやめ、カプセルホテルに泊まることにした。初めてなので、行ってみるとどうすればよいか分からなかったけど、適当にやっているうちになんとなく分かって、最後は無事にカプセルで寝れた。そう言えば、泡風呂にも初めて入ったっけ。カプセルは本当にカプセルだった。書きそびれたが、鳥取から島根に行く途中、確か鎧とかいう駅の前後で、以前高校時代の地理の先生が話していた鉄橋を通った。多分あれで間違いないと思う。

<この日の行程> ※乗降車した駅

 京都駅(6:25発) ⇒ 園部駅福知山駅城崎駅浜坂駅鳥取駅 ⇒ 松江駅  

米子駅新見駅岡山駅(23:07着)

  

 

青春18きっぷで行った日本一周の旅_8日目

20XX年8月8日(木)

 朝はベンチの後ろに変な人が来て、その人が立てた物音のせいで目が覚めた。しかも、慌ててベンチから離れたので、その時に万歩計をなくしてしまった。実際は眠っているときに落としたような記憶もあるのだが・・・。今日は久々に多くの駅の前で写真を撮る予定だ。

 新潟駅を5時25分に出発し、直江津へ向かった。この区間の、昨日同様進行方向右手側に日本海がとてもきれいに見える。朝の日本海もとてもきれいだった。晴れていたので良かった。そう言えば、ここに来る前に長岡という駅を経由していたっけ。そこで友人Jのために、駅の写真を撮ったんだった。

話は元に戻って、直江津から長野へといった。長野駅はオリンピックがあっただけあって、それなりに大きく、外からの見た目はきれいな駅だった。だけど、人が急がしそうに歩いている。あまり好感の持てないところだった。駅はきれいだけどね。あと、この駅でついに8月5日から安くなったマックのハンバーガーを食べた。やっぱり安い。3つで230円ぐらいだなんて。

 そういえば、昨晩一つの技を発見した。飲み物は100円パックのものを買って、それをペットボトルに移す。貧乏くさいかもしれないが、これで1本につき約50円の節約が可能である。そこでもう一つ発見したのだが、紙パック飲料にはペットボトルで言う500mlの液体は入っていないということだ。これは面白い発見だと思う。

 長野から直江津に戻って、次は北陸3県へ向かう。まず、富山駅。想像以上に大きい。ここでの制限時間は16分。急いだ。そうしたら結構余裕だった。

 次は、金沢へ。金沢駅、これも想像よりはるかに大きかった。ここでは、家への土産を買った。もちろん利家とまつのお菓子。金沢は駅の周辺を見ただけだけど、気に入った。ぜひ、また来たいと思った。

 次は、福井へ。ここもまた予想以上に大きい駅だった。

 福井を出て、次は敦賀駅を経由し、長浜を経由し、大津へ。この辺の区画では、いかれたオヤジや酒に酔ったサラリーマン団体などがたくさん乗っていて、とても気分がブルーになってしまった。で、車内放送で、今晩は「びわ湖花火大会」が行われていて、JR利用者が増えるようなことを言っていた。

 いざ、大津駅に降りると・・・人の多いこと、多いこと。うじゃうじゃ溢れている。何とか出ようとしている男の人と協力して駅の外に出ることができた。すぐに写真を撮ってもらったが、暗くて駅名が写っていない。残念。そして今度は京都駅の電車に乗るために、駅に入ろうとしたら・・・「ゆっくり~ゆっくり~、押してぇケガするより、ゆっくり~ゆっくり~」と駅員が歌ってやがる、しかもノリノリで・・・。さらに駅内に入ったら、「京都方面はこっちだぴょん」と言っている駅員もいた。大津駅って一体・・・。

 京都駅ではすぐに写真撮影を終わらせて、駅前で貫徹をしようとしていたが、1時前にちょっと横になっていたら、次に気づいたときは5時25分だった。一緒にいた女の人は無事に帰れたのだろうか?



<この日の行程> ※乗降車した駅

 新潟駅(5:22発) ⇒ 長岡駅直江津駅富山駅金沢駅 ⇒ 福井駅 ⇒ 敦賀駅 ⇒
長浜駅 ⇒ 大津駅 ⇒ 京都駅
(23:10着)

  

 

青春18きっぷで行った日本一周の旅_7日目

20XX年8月7日(水)

 友人Aの家に泊まっているので、朝はゆっくりと考えていたが、友人Jに「今日は空メールせんでいいぞ」とメールをしていなかったので、6時ぐらいにメール受信音で目が覚めてしまった。それからも寝たり起きたりを繰り返しながら、結局8時過ぎに起きた。

 起きてからすぐにコインランドリーに行った。コインランドリーを使うのは初めてだったので、色々とよくわからなかったけど、何とかちゃんとできた。乾燥機の効能のす

ごさには驚かされた。かかった費用は全部で700円。まぁ、そんなものか・・・と思う。時間が1時間半以上かかったのがちょっと一面だと思う。

 昼メシは何もないというので、ローソンで味噌ラーメンを2袋買って、それを作って食べた。ちょっと最後の方はおえっときた。で、いいともとかを見て、13時半ぐらいに友人Aの家を出た。

 追分駅から、予定より1本早い電車で秋田駅へと行った。秋田駅は探せど探せど、駅名が書いてあるところを発見できない。かなりあせったけど、何とか発見して無事に写真を撮ることができた。(駅員ははったりを言っていた・・・)

 それから、酒田駅新発田(しばた)駅を経由して、新潟駅へと向かった。最初寝ていたのでハッキリとは覚えてないけど、羽後本庄というところを過ぎてから進行方向右手側に日本海が見える。というか、日本海のすぐ側を走っている。とてもきれいだ。午前中のこの風景を見たことがないのでわからないけど、午後の日本海はとても美しい。本当に感動した。一人で見たり、男友達で遊びに行くなら太平洋がいいけど、女の子と2人っきりで見るなら日本海に沈んでいく夕陽を見るのがいいなと思った。旅好きの人が夏の日本海の景色を勧めるのが少しわかった気がした。

 酒田駅から新発田駅に向かう道中も、日本海側の側を通り、夕陽の日本海がきれいだが、途中で暗くなってしまって、夜の日本海を見なければならなくなるのがちょっと残念。夜の日本海はなんとなく物悲しい。

 で、新潟駅には予定より30分近く早く着いた。21時半ごろ。今回の

この新潟駅で野宿する日に、その場所にあまり早く着きすぎるのはよくないということがわかった。早く着きすぎると、することがないのに不安感だけは募る。今晩ここ

新潟では怪しい兄ちゃんに話しかけられたあげく、携帯貸してって言われるし・・・。「お願いがあるんだけど」と言われたときは本当にどうしようかなと思った・・・。結局この日はバス停のベンチで眠ることにした。

<この日の行程> ※乗降車した駅

 追分駅(13:56発) ⇒ 秋田駅酒田駅村上駅新潟駅(21:53着)

  

 

青春18きっぷで行った日本一周の旅_6日目

20XX年8月6日(火)

 だいたい6時ぐらいに目が覚めた。実際には、その前にも2回くらい起きたりはしていたけれども。

 今日唯一写真を撮る予定の札幌。高校の修学旅行のとき来て以来2回目だ。でも、駅のことは全然覚えていなかった。北口、南口の両方で写真を撮って、予定の便より一本早い電車で小樽へ。

 小樽駅も2回目だが、小樽駅はよく覚えている。あおのとき撮った写真を何回か見ているからだと思う。それか、手袋を落としたことに気づいた駅だからなのかもしれない。

 小樽駅で時間を元に戻して、次は長万部駅へ。名古屋のホテルで風呂に入って以来、風呂に入ったり、シャワーを浴びたりしていないので、いい加減体がベタベタしているし、体臭も気になってくる。疲れもたまるばかり。名古屋以来横になって眠っていない・・・。そういったこともあって、長万部に着くまでの3時間はほとんど眠っていた。眠れば眠るほど疲れがたまる。これは一種のパラドックスなのではないだろうか?

 長万部は田舎だった。でも、運のいいことに、駅のすぐ近くにローソンがあった。そこで昼食を買い、駅の横で食べた。長万部のマップを見て気づいたのだが、ここには東京理科大のキャンパスがあるらしい。なぜだろう?不思議である・・・。この辺では周りの人も結構旅人が多い。女の人がおじさんと話しているのを聞いたけど、その女の人も一人旅をしているらしかった。そういえば、東京駅で野宿した時も女の人が一人いた。すごいな、度胸があるなと感心してしまう。

 長万部を出て函館へ。さっきの小樽-長万部間といい、長万部-函館間といい、3時間も乗車しているのに、停まる駅は少ない。10分に1回停まるかどうかの世界だ。北海道ってすごい・・・。函館で今度はばっちり写真を撮り、時間に余裕があったので、お土産屋に。ハローキティやカトちゃんのは種類が多過ぎてわけわからん。GLAYのショップがあるかなと思ったけど、なかったし。ちょっと残念。

 函館で北海道に別れを告げて、次は再び青森へ。やはり海峡の自由席は簡単に確保できると思った。わざわざ指定券買わなくて良かったかも。この電車で側に座っていた2組の家族の話し方・・・日本語じゃない💦東北弁はよくわからない。聞き取りづらい。

 青森を経由して、弘前へ。なんか駅の前で祭りをやっていた。ねぷた祭りだそうだ。「ねぶた」じゃなくて「ねぷた」?弘前ではめちゃくちゃ時間があったので待合室で一人でボーッとしていた。

 追分行きの特急列車は居心地が良かった。人は少ないし、今日は友人Aん家に泊まれるという保証があるので気分が楽だった。ヒッキーの曲聞いていたからかも。友人Aが駅に来ていて、俺のやっていることに驚いたようだった。彼の家はとてもGreatだった。シャワーを浴びさせてもらって、その後3時半くらいまで色々と話して、それから眠りに着いた。

 

<この日の行程> ※乗降車した駅

 札幌駅(7:06発) ⇒ 小樽駅長万部駅函館駅青森駅弘前駅  ⇒ 追分駅(22:55着)