青春18きっぷで行った日本一周の旅_５日目
20XX年８月５日（月）
５日目。マン喫で１時半から４時ぐらいまで寝て、４時半に仙台駅に向かった。トイレで着替えて、時間まで駅の外で涼んだ。
６時15分の電車で山形へ向かった。名古屋以来、横になって眠っていないためか、疲れが全然抜けていない。だから山形に向かう電車でもいつの間にか眠っていたようだ。気づいたら到着して乗客が降りているときだった。本当に運よく目が覚めたと思う。山形駅はあまりごちゃごちゃしていず、すぐに写真を撮ってもらえた。
再び仙台駅に戻った。ここでの時間は15分程度。その時間でしなければならないのは、郵便局のATMでお金をおろすことと、仙台駅のスタンプを押すことだった。焦ったが、何とか両方ともこなすことができた。
それから、小牛田、一ノ関を経由して盛岡へ。途中、松島駅はこんな内陸にあるのか･･･と思いながら地図を見ていて、ふと窓の外を見たら、松島の風景が見えた。以前、何かの写真で見たことがあるのと同じ光景だったと思うので、多分間違いないだろう。盛岡駅も新幹線が通っている駅らしく大きかった。ここにいるとき、途中から雨が降り出した。また、この駅では新しい青春18きっぷを買った。
次は八戸を経由して青森へ。八戸駅には既に新幹線が通っていると思っていたけれど、開通は今年末らしい。その工事のためか、とても静かで不気味な駅だった。そして、青森へ。心配してた雨も降っておらず、ほっとした。この駅に来て感じたのは、18きっぷで旅をしている人が増えたということ。カバンを見れば一目瞭然。写真を撮ってもらいに外へ出た時も、チャリで旅しようとしている人達から写真を撮ってと頼まれたし、写真を撮ってもらった人も18きっぷで旅をしていると言っていた。彼は昨日湖で野宿したそうだ。
青森駅でするべきことを終え、海峡の列車へと向かった。この列車は外の絵がドラえもんだった。多分指定券がなくても間違いなく乗ることができただろう。この電車は海峡トンネルの中では快速だが、トンネルの外では･･･鈍行より遅いと思った。最深部地下250メートルを走っているというのには驚いた。他の感想は電車の停止、運転開始のときの振動が激しいということ。運転手が悪いのか、電車が悪いのかは分からないけど。
函館駅に遅れて到着したのと、駅が変な意味で広いのと、雨が降っていたのとで、ここでは何もせずにミッドナイト号に乗り込んだ。この電車では、前後に乗っていた乗客と隣に乗っていた乗客がうるさく、すぐに寝た。
＜この日の行程＞ ※乗降車した駅
仙台駅（6:14発） ⇒ 山形駅 ⇒ 仙台駅 ⇒ 小牛田駅 ⇒ 一ノ関駅 ⇒ 盛岡駅 ⇒ 八戸駅 ⇒ 青森駅 ⇒ 函館駅（23:02着）
青春18きっぷで行った日本一周の旅_４日目
20XX年８月４日（日）
結局15分しか眠れないまま朝が来た。だから、体が重く、足が痛い。
今日の行動開始は４時前から。まず、東京駅の丸の内口の方へ行き、すごくきれいな、ライトアップされた東京駅の写真を撮った。その後、スタンプを押し、誰もいない東京駅構内の写真を撮り、埼玉へ。
埼玉は県庁所在地の駅が特定しづらかったため、３駅撮影。最初は、浦和駅、この駅はかなり廃れていた。次は、さいたま新都心駅。ここはビビった。駅にビビったのではなく、駅の隣に立っていた４個の建物。こりゃーすごい。立派な建物だった。この駅でのトピックは、普通、駅の外に書かれてある駅名が駅の建物の中にあったこと。どこにもないと探していたら、あらこんなところに。灯台下暗し？そういった面でも印象に残った駅である。最後に、大宮駅。この駅はさすがに首都圏の駅といった感じ。新幹線が通っていなくても広い駅だった。しかし、この駅のトイレで帽子を落として焦った。15分ぐらい探して見つかったので良かったけど。
それから高崎経由で前橋へ。この駅もそれなりに大きな駅だった。ここでは、友人Ｓになんとなく似ている女の子に写真を撮ってもらった。それと、とてもスカートの短い女子高生がいた。それが強く印象に残っている。
次は小山経由で宇都宮へ。はっきり言って、昨夜の睡眠不足のため、この辺の記憶がほとんどない。宇都宮駅、デジカメの写真を見ても大きい駅であったことぐらいしか思い出せない。
そして、この後、今日２つ目の悲劇が起こった。小山に戻った後、水戸線で水戸へ向かう。その間、また眠っていたようだ。気づいたら、水戸到着時刻を30分以上過ぎているのに電車の中にいる！車掌に尋ねたところ、水戸に着いた後、小山へと折り返している列車らしい。すぐに降りて、次の便で水戸へ。予定より約１時間早い日程で行動していたので、何とか元の予定の流れに乗ることができた。水戸駅までは、若者が音楽をしていたりと賑やかだった。
水戸からいわきに行き、そこで３つ目の悲劇が。なんと落雷で電車が遅れているらしい。しかもこの先の見通しが立たないという。かなり焦った。駅の改札口の人に聞いたところ、バスで行った方がよいと言う。そこでバスの案内所に行き、時刻表と照らし合わせながら考えたところ、バスで行けば今日中に間違いなく仙台に行けることが分かったので、バスで郡山に行こうとしたが、案内所の人が言うには、郡山では祭りがあっているので、福島行きのバスに乗った方が確実とのこと。で、福島行きのバスに。案内所の人はとても親切だった。高速には霧が出ており、道路外との仕切りも低かったので、もう寝た。
福島でさっさと写真を撮り、早めの電車で仙台に行こうとしたが、遅れているらしい。そう、あの落雷の後の便がズレていたのだ。俺のなけなしのバス代2,200円は一体･･･。郵便局のATMも見つからず、所持金は2,000円強。宿泊は無理、貧乏旅行万歳！
そこで今日はマンキツで過ごすことにした。仙台はとても感じの良い街だった。
＜この日の行程＞ ※乗降車した駅
東京駅（4:XX発） ⇒ 浦和駅 ⇒ さいたま新都心駅 ⇒ 大宮駅 ⇒ 高崎駅 ⇒ 前橋駅 ⇒ 小山駅 ⇒ 宇都宮駅 ⇒ 小山駅 ⇒ 友部駅 ⇒ 水戸駅 ⇒ いわき駅 ⇒ 郡山駅 ⇒ 福島駅 ⇒ 仙台駅（23:10着）
青春18きっぷで行った日本一周の旅_３日目
20XX年８月３日（土）
３日目。何も起こらず無事目覚めることができた。すぐ風呂に入り、２日分の疲れと汚れを落とした。とても気持ちいい朝風呂だった。準備を終え、チェックアウトし、昨日のコンビニで朝食と手提げバックを買い、名古屋駅に向かった。昨日来ているので、大体の場所は分かっている。すぐに駅前で警備の人に写真を撮ってもらい、岐阜へ。
岐阜駅の感想。確かに立派な駅ではあるが、無駄に広いと思った。また、40万都市にしてはあまり栄えていないと思った。名古屋のベットタウンなんだろうか･･･？
次は静岡へ。いやはや、静岡県の景色は心が和む。田園風景の連続。親友Ｈの住んでいる浜松。駅はとても栄えていると思った。まぁ、いい街だなといった感じ。静岡、憧れの静岡。この駅と浜松駅は似たような作りである。ただ、ＪＲの利用者は静岡駅が多いように感じた。静岡駅に着く数駅前から人が増え、静岡に着くころには満員状態になっていた。出岡駅で写真を撮ってもらったときにサングラスをなくしたけど、無事発見できたので良かった。
ＪＲ東海道では、線路の建設位置が民家などの建物が建っている位置と高いなり低いなり違っているなと思った。これはＪＲ東海道のみのことなのだろうか？少々気になる。
次は富士駅まで行き、そこから甲府へと。この区間はよく眠っていたのだが、とにかく標高の高い方へと登って行っていた。甲府は人口20万人もいない割には、駅周辺は栄えていたように感じた。熱心なおじさんが写真を撮ってくれたので、時間がヤバかった。
それから八王子に行き、そこから横浜へ。駅はバカでかいし、夜だから怖い。また迷った。だいたい駅の中にデパートを作るのはやめてもらいたい。さらに、横浜では駅の文字がまだライトアップされておらず、写真には写らなかった。後から思うに、21時まで待てばよかったのかもしれない。
それから東京駅を経由して千葉駅へ。途中ずっと立っていたので、足が疲れた。千葉駅も横浜駅と似た構内だったが、千葉駅は楽勝でクリアできた。写真を撮ってくれた女の子が親切だった。
それから東京駅に戻り、写真を撮った。地下のトイレに行ったら、地下に人が寝ていたので、今日はここで寝ようと思ったけど、外に出された。そこでファミレスや先輩Ｈさんが勧めてくれたマンガ喫茶を探したが、東京駅周辺にはないらしい。困った。夜の東京を一人で歩くのは怖い。外国人の女性から詰め寄られたりもした。これが東京か･･･。結局、東京駅の派出所のところで、ホームレスの人たちや自分と同じような人たちと寝た。でも、襲われるかもという恐怖と補導されるかもという思いで、15分しか眠れなかった。そんな初めての東京だった。
＜この日の行程＞ ※乗降車した駅
名古屋駅（8:28発） ⇒ 岐阜駅 ⇒ 豊橋駅 ⇒ 浜松駅 ⇒ 静岡駅 ⇒ 富士駅 ⇒ 甲府駅 ⇒ 高尾駅 ⇒ 八王子駅 ⇒ 東神奈川駅 ⇒ 横浜駅 ⇒ 東京駅 ⇒ 千葉駅 ⇒ 東京駅（0:29着）
青春18きっぷで行った日本一周の旅_２日目
20XX年８月２日（金）
途中で目が覚めたりしたけど、何とか野宿は無事終わった。もう一度徳島駅で写真を撮ってもらい、高松駅へ。高松駅は思っていたほど大きくなかった。まぁ、きれいだけど。掃除のおばちゃんに写真を撮ってもらい、いざ本州へ！
瀬戸大橋はすごかった。写真で電車が瀬戸大橋を走っているのを見たことがあるけれど、そこを自分が電車で走っているなんて、不思議な気分だった。
次は岡山駅。やはりこの駅は広い。写真を撮ってもらっているときに、岡山大学のオープンキャンパスに行っている途中らしい高校生たちを見たが、何か悔しかった。やはり来年編入試験を受けたいと思う。岡山駅ではサングラスを購入した。
姫路駅で乗り換え（ここの区間も何分か遅れていたので焦った）、神戸駅へ。神戸駅は春に友人Hと来たことがあったので、迷うことなく写真を撮り、マックで昼食を済ませた。
次は今日最大の山場となると思っていた大阪駅。案内係の説明が悪く迷ったが、時間に余裕をもって撮影終了。郵貯からお金をおろし、ばぁちゃんにも電話をした。
次は和歌山駅へ。この環状線では９割方寝ていた。和歌山駅は予想以上に大きかった。
次は奈良駅へ。この和歌山線でもほとんど寝ていた。地元の学生が多く乗車していた記憶がある。奈良駅はまずまず。
次は加茂、亀山経由で津駅へ。この辺ではもう外が暗いので、気分がブルーである。亀山駅も昨日の窪川駅と同じで路線が交わる駅であるだけのようで、駅前には何もなく廃れていた。津駅もこんな感じなのでは･･･と焦った。実際、津駅に着いてみると、まぁこんなものかというぐらいの駅だったので少し安心した。
しかし、ここで問題が。近鉄の伊勢鉄道を利用すれば、今日中に名古屋に行けるらしい。名古屋なら4,000円くらいで泊まれるビジネスホテルがあるはず。津で6,000円のビジネスホテルに泊まるより得策ではないか。しかも、元々の予定で行けば、名古屋駅に滞在できる時間は27分。名古屋駅の規模を考えると、駅前で写真を撮ってもらうのは困難。下手すれば、自分で写真を撮ることさえもできず終わるかもしれない。
そこで、上記鉄道を利用することにした。途中で乗ってきたおっさんにはイラついたが、１時間で無事名古屋駅着。駅は広いし、伊勢鉄道を使ったので、自分がどこにいるか分からない。人に聞いても分からない。困ったが、何とかビジネスホテルを見つけ泊まることができた。この時聞いたファミリーマートの兄ちゃんがとても親切だった。ホテルに入ると恐めの人がたくさんいたので、正直恐かった。急いでチェックインし、すぐに部屋へ。時間的に風呂に入るのは難しかったので、Ｓと電話で話して、１時過ぎに就寝。
＜この日の行程＞
徳島駅（5:51発） ⇒ 高松駅 ⇒ 岡山駅 ⇒ 姫路駅 ⇒ 神戸駅 ⇒ 大阪駅 ⇒ 和歌山駅 ⇒ 王寺駅 ⇒ 奈良駅 ⇒ 加茂駅 ⇒ 亀山駅 ⇒ 津駅（22:06着） ⇒ 名古屋駅
青春18きっぷで行った日本一周の旅_１日目
20XX年８月１日（木）
日本一周スタートの日。
朝は４時30分に目覚めた。目覚め状態もよく、シャワー浴びたり、ごみ出したりなど、やるべきことをすませて、５時30分に予約していたタクシーでＪＲ松山駅へ。40分過ぎには着いた。タクシー代は1200円くらい。
６時６分松山駅を出発。電車の中はがらがら。ゆっくりと居眠りをしつつ、八幡浜駅へと･･･。この区間通った予讃線は途中から右手に海が見えるのでGood！
この区間はずっとうとうとしていた。宇和島駅は思ってたより大きかった。松山駅といい勝負。ここでは、写真を撮ってもらった後、コンビニで時刻表をコピーし、みどりの窓口で海峡の行き帰りの指定券を取ってもらい（カーペットカーを連結するかどうかは当日までわからんらしい･･･、対応してくれた駅員さん達がとても親切だった）、ゆうちょから5000円引き出し、機関車の前でおばちゃん（何かいろいろと説明してくれた、75歳らしい）に写真を撮ってもらった。宇和島には好印象を持った。
その後、予土線へ。途中、江川崎というところで一気に人が増えた。東京からのツアーの人達らしい。この江川崎から土佐大正という辺りまではほとんど四万十川の側を走った。隣に乗ったおじいちゃんが四万十川の鮎が小さくなったと話していた。
そして、今窪川駅。ここはすさまじい駅だ。なぜなら仮設トイレしかないからだ。
その後、高知駅へ。この間はほとんど寝てたが、確かに太平洋を見た記憶はある。高知駅で写真を撮ってもらうのには苦労した。駅は結構大きかった。暑いし。ここでは土産を買った。高知駅はそんなとこ。そう言えば、高知駅に来る途中に対向車が遅れて、10分遅れになったっけ。でも定刻通り着いた。
次の目的地、池田駅までは田舎の中をひた走る。俺はひたすら眠っていた。池田駅で日本一うまいと言われる立ち食いうどんを食べようと思ったが、閉まっていた。
徳島駅へ向かう途中も寝ていた。徳島駅はかなり立派な駅である。しかし、駅内では泊めてもらえないようだ。閉めやがる。と言うことで、今ベンチです。少し寝ようと思う。多分寝なくても大丈夫と思うけど･･･。やはり不安。
＜この日の行程＞
Let's start 趣味blog
アラフォーおじさんののっしです！
時代に乗り遅れまくりですが、ブログを始めてみようと思います。
ブログの内容は趣味関係の記録を予定・・・
旅や映画鑑賞、マラソン等について、気ままに書いてみようと思いますので、
何か趣味がかぶる方はご清笑しながらお付き合いください。
ちなみに、旅にはしばらく行けない身となっており、旅関係の内容は過去の
旅の記録としようと思います。（なんじゃそりゃ）
